手創りの会
手創りの会通信 Vol.49 軽擦
2009年11月21日
参加メンバー:赤松、塙、伊藤、大沢、栗間
講師:大沢 則夫
1. 腹臥位の人の背中を軽擦
・服の表面で滑ってはダメ。サット移動もダメ。
・最初に置く手がドーンときてしまうのもダメ。おだやかに。
・片手づつ、しわ伸ばしをするようにするのも良い。
・手の軟らかさが相手に伝わり、そして相手の軟らかさが判るように。
・手を動かしながらセンサーになるように。あばら骨の下の肺を
感じるように。
・軽擦だけでも、ほぐれていく。
2. 交代で座位で肩軽擦
・相手(患者)の軟らかさを感じるように。
・相手と一体化する。衣の上をなでられているように感じるのは違う。
それだけで癒される、直るような感じ。
・手元を動かすのではなく、体ごと動かす。
・一回一回何かしよう、何とかしてあげたいという思いでやる。
手に、目的意識、方向性を持たせて動かす。
・僧帽筋、上腕筋、三角筋の状態がどうなっているかを診る。
引っ張られていれば、ゆるめる。診断しながらも直す、改善してあげる。
・両肩を持って、ゆすりをかけてやる。背骨を軸にゆするように
回旋させて、関節の可動域、肩甲骨がどう動くか、背骨が
まっすぐ骨盤に乗っているか、を診る。三角筋辺りを持って、
肩挙げをして離す。これらは、最後の仕上げにも使う。
そして、最後に背中をポーンと叩く。→ある意味、儀式的です。
3. 足首、足根骨、中足骨とその周辺をやって背中の変わり方をみる
・うつ伏せの人の背中をさっと触って、緊張の有無を診る。
相手(患者)の両下腿を挙げて屈曲度が少ない方の足をやる。
・指なのか、足首なのか、膝なのか、股関節なのか、馬尾神経の
問題なのか、いろいろ考える。
・足で冷えている部分が有れば、そこを暖かくなるようにする。
暖かい部分から流す。回路をつくる。
・冷たい部分を暖かくする。これは、一つの治療方針になる。
(八髎穴に温灸でも良い)
・固まっている所はエネルギーが滞っている、凝縮している。
こういうところは、散らしてあげる。
4.その他で先生がおっしゃったこと
・自分の手が冷たい時は、暖かくなるという意識、方向性を持たないと、
なかなか暖かくならない。
・まず、手を創ること。(軽擦したときに、金を払っても良いと思わせる手)
・自分の肘でつまっていると、相手に軟らかさ、暖かさが伝わらない。
・仕事を楽しんでいるか。
5.先生が所用で早くお帰りになったので、その後は自主トレ。
以上(文責 栗間)