町田の詩

町田の詩 (町田の詩の音楽会より)

2012年6月03日

『町田の詩(うた)』

「いっしょにくらしたいって 泣いたのは
いったい どこのどなたでした」
  「親をあざむき家出した
   あなたはだれに 救われたんだい」
 どちらが先に 惚れたのか
 あなたとわたしの馴れ初めを
 喧嘩のたびに 口にするけれど
 この街であなたに出会い
 この街を棲家にして
 この街が子供たちのふるさと
 町田の空を
 今日も見上げる

  「おかずが一品 少ないよ
   息子の料理に比べたら」
  「文句を言うなら 夢見酒
   飲まずに稼ぎを 増やしてちょうだい」
 昔はむかし いまは今
 姑 息子と 三つ巴
 三角四角で 日が暮れる
この街であなたに出会い
 この街を棲家にして
 この街が子供たちのふるさと
 今宵も月に
 もらす溜息

  「いっしょに買い物するって 約束は
   ロマンスカーにも ご無沙汰でした」
  「いわれてみたなら そうだよな
   あなたと箱根路 懐かしいものね」
どちらが先に 惚れたのか
 あなたとわたしの馴れ初めの
 町田の景色も 変わってしまったが
 この街であなたに出会い
 この街を棲家にして
 この街が子供たちのふるさと
 小田急線に
 歌がながれる

「いっしょにこれから先も こうなのかしら
喧嘩もたまなら いいと思うけど」
  「やっぱし仲良く やりたいさ
   そろそろ三人目も 欲しいころじゃんか」
 どちらが先に 惚れたのか
 あなたとわたしの馴れ初めは
 おとぎ話の終わりのそのつづき
 この街であなたに出会い
 この街を棲家にして
 この街が子供たちのふるさと
 今日も丹沢
 あかねにうかぶ

どちらが先に 惚れたのか
 あなたとわたしの馴れ初めを
 子供たちにそろそろ聞かせよか
 この街であなたに出会い
 この街を棲家にして
 この街が子供たちのふるさと
 あした町田に
 みんなで帰ろう

この街であなたに出会い
 この街を棲家にして
 この街が子供たちのふるさと
 あした町田に
 みんなで帰ろう

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